家で勉強できない3つの理由と克服方法【根性はいらない】

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勉強方法
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(この記事は、2020年10月8日に更新されました。)

  • 勉強しなきゃいけないのに、家だと全然できない…
  • なんで家で勉強できないんだろう…

と思ってる学生さんは多いはず。
でも家で勉強できないのは当たり前です。

答えは単純。勉強がしんどいものだから
もっと楽しいことはたくさんあります。

  • 友達とLINEする。
  • YouTubeで動画を見まくる。
  • Switchや携帯でゲームする。

かといって、勉強から逃げて遊びまくるわけにはいきませんよね。
やる気をひねり出して勉強しなければいけません。

今回は塾講師の目線から、「家で勉強できない3つ理由と克服方法」を教えます。

塾の先生の仕事は「塾で勉強を教えること」と思われてますが、実は違います。
生徒に「家で勉強させること」が本当のお仕事。

家での勉強がしんどいのには理由があり、対策方法もあります。
実はとてもシンプルな理由なのです。

この記事で、勉強時間が爆発的に増えることはありません。
でも確実に、家で勉強しやすくなることは約束します。

この記事を読めば15分→30分→1時間と、少しずつ家での勉強時間が伸びていきます。

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家では勉強できない3つの理由と克服方法

家で勉強できないのには、3つ理由があります。

  • 自分の部屋に勉強以外の誘惑が多い【緊張感がなくなる】
  • 勉強中の姿勢が悪い【集中力が切れやすくなる】
  • 勉強する時間を決めず、気分でやっている。

この3つの条件を満たしてる人は、120%家で勉強ができません。

想像してみてください。

  • 椅子の背にもたれて、足は横に投げ出してる。
  • 机の上にSwitchや携帯が置かれてて、いつでも触れる状態。
  • 「とりあえず終わるまで勉強する」と言ってる。

こんな人が勉強続くと思いますか?

・・・
続きませんよね。

家で勉強するためには、次の3つを改善する必要があります。

  1. 勉強する環境
  2. 姿勢
  3. 時間管理

これを変えるだけで、勉強のしやすさがかなり変わる。
「家で勉強できない」と嘆いてる人の大半が家での勉強時間が伸びます。

それでも家で勉強できない人は、何も行動してないだけです。
今から言うことを1度でもいいので、実践してみてください。

簡単にできることばかりです。

自分の部屋に勉強以外の誘惑が多い→机の近くに携帯やゲームを置かない。


一番の原因はコレです。勉強以外にできることが多い部屋で勉強しているから

携帯一つであれば、1日中過ごせてしまいます。
飽きることがないので、「いつの間にか時間がない。」ことも当たり前。

そんな誘惑に買って勉強するための対策は、2つです。

  • 自分の部屋以外で勉強する。【家を出るのが面倒だけど簡単】
  • 携帯やゲームを机から遠ざけて、自分の部屋で勉強【精神力がいる。】

一番簡単なのは、自分の部屋以外で勉強すること。これで解決します。

  • リビング
  • 図書館
  • ファミレス

こういう場所に勉強道具だけ持っていけば、嫌でも勉強できる。
家を出る準備をするのがめんどくさいですが、行けば確実に勉強します。

ちなみに、一番集中できるのは塾の自習室です。
自分を見てる人がいる緊張感と友達が頑張ってる様子を見て、自然とペンが進みます。

「勉強に集中できるおすすめの場所5選!」も読んでおきましょう。

自分の部屋で勉強するのはかなり難しい

家で勉強できたら最高に良いですが、難易度は高いです。
とはいえ、

  • 塾に行けない人
  • あまり外に出たくない人

もいるはず。
家で過ごす時間が一番長いので、自分の部屋で勉強するコツを教えます。

一番初めにやること。

  • 携帯やiPadやゲーム機を親に預けるor自分の部屋に置かない。
  • マンガを机のそばに置かない。

これがめちゃくちゃ大事です。大人になっても、携帯がそばにあると、YouTubeやSNSを見ようとしてしまいます。
(最近は芸人さんのYouTubeばかり見てる笑)

「ちょっとだけ」と思ってても、30分くらいすぐに経ちます。
「30分たっちゃったし、もういいや」と思って、気付いたら1時間以上携帯触ってる。

こんなことばかりありますよね。
だから携帯やゲームはしっかり管理しないとダメです。

逆に言うと、携帯やゲーム機、漫画をさわれない状況にすれば勉強できます。
勉強しかすることがないから。

携帯を自分から遠ざけるほど、勉強に集中できる。

僕も「携帯がないと生きていけない!」と思ってた時代は、工夫してました。

  • 段ボールに入れてガムテープでぐるぐる巻き。
  • 誰も使わない部屋の隅に隠す。
  • 携帯のICチップを抜いて、机の奥にしまう。

色々やりましたが、結構我慢できました。
わかったことは、とにかく自分から遠ざけておけばいいんです。

別の部屋に置く。部屋の隅に置く。
今日からやりましょう。やらないと家で勉強できないままです。

めんどくさいと思うかもしれませんが、ココまでしないと人間は怠ける生き物
ココまでやってはじめて、我慢して勉強に取り組めます。

それが出来ないなら、自分の部屋で勉強するのは諦めるべきです。

スマホから離れられない人は「スマホで勉強量と集中力アップする方法!【スマホを手放せない人必見】」も読むことをオススメします。

勉強中の姿勢が悪い→背もたれを使わない。


「姿勢を直せ」と言われるのは、学校みたいで嫌かもしれません。
でも残念ながら、姿勢が悪いと集中力がすぐ切れてしまうんです。

これは教わったことじゃなく、実際に何百人と生徒を見てわかったことです。
姿勢が悪くて集中力の高い子なんて1人もいない。

あなたも、学校の授業を思い出してみてください。
授業をしっかり聞いてるクラスメイトは姿勢は良いですよね?

逆に、授業のジャマをしたり、すぐに人に話しかける生徒。
足が机の横に出ていたり、ノートを書く姿勢が悪かったりしませんか?

勉強に長く集中するためには、姿勢が大事なのです。
姿勢を見れば、集中力があるかないかが一発でわかります。

背もたれを使わないだけで、姿勢は変わる!

背もたれを使えば、くつろげるし楽になれるって勘違いしている人が多いです。
でも背もたれにもたれてると、すぐに集中力を失います。

イスにもたれて勉強=他のことに気が散りやすい姿勢

だからです。

しかも、姿勢がゆがんで猫背になります。
大人になってから実感しますが、猫背なだけでスタイルも悪く見えます。

背もたれにもたれることでメリットなんてほとんどありません。

集中するのに一番楽な姿勢は、実は「背筋を伸ばしてる姿勢」です。
「めちゃめちゃしんどい」って思うのは、慣れてないだけ。

イスに座って、上に思いっきり伸びをする。そのまま力を抜いた状態が正しい姿勢です。

慣れてくれば、その姿勢で勉強した方が楽になります。
しかも集中できるようになるので、勉強も続きます。

姿勢を良くすると、

  • 自分に自信がつく。
  • スタイルが良く見える。
  • 太りにくくなる。
  • 若く見える(歳を取ってから)

というメリットもあります。

自分の見た目にも健康にも、勉強にも良いので「イスにもたれないこと」だけ意識しましょう。

勉強する時間を決めず、気分でやっている→タイマーを使う。

  • 疲れるまで勉強する。
  • 気分じゃなくなったら勉強をやめる。

こういうルールで家で勉強できてる人を見たことがありません。
むしろ学生時代の僕は、時間やノルマを決めてなくて失敗しました。

家で勉強できない人は、時間を設定すべき。

しかもその時間も1時間、2時間とかじゃなく15分か25分にしましょう。

家で勉強できない人は、いきなり1時間を目指してはいけません。
学校の課題があれば1時間くらい出来るかもしれませんが、自主勉強なら15分やるだけでも苦労します。

その時、必ずタイマーを使って測ってください。
ない人は今すぐ100均に走りましょう。

「そんなんなくても勉強できる。」と言う人は、このページにたどり着かないはずです。
絶対用意しましょう、タイマー。

自分がやりたくないことをやろうと思えば、目標や期限が絶対必要です。

例えば、学校の先生に

  • 「教室がきれいになるまでずっと掃除しててください。」
  • 「教室がきれいになるよう15分間掃除してください。」

と言われたとき、どっちがやる気出ますか?
よほどの掃除好きでない限り、時間の指定された方を選びます。

勉強でも一緒です、時間を決めないとやる気にもなれません。

勉強が好きならまだしも、あまり好きじゃないなら毎回時間をしっかり決めましょう。
嫌なことであっても「〇〇分たてば終わる」って思えると人は頑張れます。

時間決めずに勉強やるのは、勉強大好きな人です。
あまり好きじゃない人は、タイマーを使って勉強しましょう。
参考記事:「タイマーを使うだけで勉強をうまくやる方法」

最初は10分でもいいです。最悪5分でも。
最初はとにかく始める。動く事が大事です。

家で勉強できない人は、次の3つのことをやってください。

  • 自分の部屋に勉強以外の誘惑が多い→机の近くに携帯やゲームを置かない。
  • 勉強中の姿勢が悪い→背もたれを使わない。
  • 勉強する時間を決めず、気分でやっている→タイマーを使う。

これで勉強時間が1分も増えないはずはありません。
厳しいことを言うと「家での勉強時間が増えないのは、ただ行動に移してないだけ。

本当に家で勉強できるようにしたいなら、行動を起こしましょう。

もし悩みごとで勉強に手がつかないなら…

誰にでも悩みはあります。
学校の友達のこと、異性のこと、部活のこと、家族のこと、、、生きてりゃ色々考えてしまうのが人間です。

そのせいで勉強に集中できないこともあるでしょう。
悩み事があれば、「悩まないようにしよう!」と思っても無理です。

ただ「毎日悩んで勉強ができない」って人は勉強から逃げてるだけです。
悩みのせいにして、勉強しない言い訳にしてしまってます。

勉強しなきゃいけない事と向き合いましょう。

悩みがあるけど勉強しなきゃいけない。
そんな時は、1枚紙を用意する。そして思ってることを全部書き出しましょう。

ほんとになんでも良いです。
自分の言葉で、好きなだけ書いてください。

  • 成績最近わるいよなぁ
  • 部活最近楽しいけど、顧問の先生がうざいわ
  • 今日の晩飯何かなぁ、お腹減った。
  • クラスメイトのあの子としゃべりたいなぁ、でも俺みたいなの相手してくれなそう。
  • 正直勉強とかやってられない、なんでしなきゃいけないんだ。
  • 新しいシャーペンが欲しい。でも親は買ってくれないしなぁ
  • 将来大豪邸に住みたいなぁ

こんな風に、思ってることや悩んでることを紙に吐き出すように。

大事なのは、素直に自分の思ってることをそのまま書くこと。
これを5分くらいでやると、意外とスッキリして悩みが軽くなります。

悩みっていうのは、頭の中で考えてるだけではモヤモヤしたままです。
でも紙に書くことで、悩みがハッキリします。

悩みがハッキリすると、気持ちが楽になります。
思ってることを書き出すのは「ブレインダンプ」と呼ばれ、誰でも使えるテクニックです。

紙に書き出すだけで、効果があるのでぜひやってみてください。

【重要】「どうせ家で勉強できない」と諦めてしまってる人へ


家で勉強できる方法を教えても、「いやそんなん無理でしょ?」と諦めグセのついてる人もいるでしょう。
そんな人に向けて話したい事があります。重要な話です。

僕は学生時代「どうせ無理」とか「しんどい」が口グセでした。
「受験もどうせうまくいかんだろ」と心の中でも思ってました。

思った通り、受験もあまりうまく行かず。
「あー自分って何やってもうまくいかんなぁ」って思ったままでした。

でも今になって振り返って思うことは、

悩むばっかで自分はあんま何もしてなかったな。

ってことです。

  • 勉強に対しても、どこか手を抜いてた。
  • 部活ももっと頑張れたな。
  • 好きな子にも告白どころか、話しかけにもいけなかった。
  • かっこつけて、先生の言うこともあまり聞かなかった。

もっとちゃんとやっておけばな。って今でも思います。

  • 勉強もっと頑張ってたら、もっとレベルの高い大学に行けたかも。
  • 部活で頑張れば、県大会で活躍できたかも。
  • あの可愛い子と付き合えたかもしれない。
  • 先生の言うこと聞いてれば、成績も良くなってたかも

「全部かもしれない。」で結果がわかりません。
だって何も挑戦してないから。

学生時代挑戦できなかったから、大人になってから、怖がりながらも挑戦してみたら

行動すればどんな問題も解決できる。

ってことがわかりました。
だからこれを見ているあなたも悩みがあれば、何か挑戦してみて欲しいんです。

どうせ無理かは、やってみてから判断すればいい。

この考え方かなり大事。
だからこの記事の中で話してること、試してみてください。

「いやそんなのうまくいかんでしょ?」なんて思わず試してみてください。
大きく変わらなくても、少し変化が生まれてるのに気づけるはずです。

だからこの先を読み進める前に、

書いてあることを1つでも自分で実践する。

という意識を持って家では勉強できない3つの理由と克服方法をもう一度読み返してください。

家での勉強時間を増やす2つのコツ


さっき家での勉強できない理由と対策は話しました。
あれを実践してもらえれば、それだけで効果があります。

ココからは、「家で勉強するのが簡単になる。」
そんなコツを話していきます。

家で勉強するコツ①5分でいいので、毎日決まった時間に家で勉強を始める

勉強が苦手なら、勉強を習慣(いつもやってること)にするのが一番です。
歯磨き、食事、風呂のように習慣するには、決まった時間に始めること

朝起きてから、家に帰ってから、いつでもいいので「5分だけ」時間を取りましょう。
勉強の内容はなんでもいいんです。
単語の勉強でも。

1日で5分も時間を取れない人はいないはず。

毎日5分から。
5分やってみて、もう少し勉強できる余裕があるならそのまま続けましょう。

簡単ですよね?たった5分でいいんです。
これを続けるだけで勉強が習慣になります。

習慣になれば、勉強に抵抗がなくなるし、体が覚えてきます。

そうなればすごく勉強がラクです。

5分でも、勉強をするリズムが作られます。
リズムさえ出来てしまえば、こっちのものです。

まずは1週間続けましょう。
1週間〜10日間続けばその習慣は続きやすいです。

ほんとにオススメの方法なので、試してください。
どれだけ勉強できなくても、5分くらいは絶対時間が取れるはずなので、

家で勉強するコツ②時計を見えない位置に置く。

集中できない人ほど、よく時計を見てしまいます。
授業中、集中してない時ほど時計を何度も見てますよね?

逆に時計をほとんど見ない時ってかなり集中してる時
つまり、時間を気にすると集中力は切れやすいです。

これは僕も仕事の時実感してます。

時間を気にしてる時ほど、仕事が進んでなく集中できてません。
逆に時計や携帯が手元にない時、仕事がサクサクこなせます。

あなたも時間のせいで集中力が切れやすくなってるはずです。
だから、時計は見えない位置におきましょう。

  • 時計を隠す。
  • 壁から外して別の部屋に置く。
  • 勉強の時は、裏を向けておく。

時計がなくて困ることはほぼありません。
これだけでも、集中力は全然違います。

ただ時間がわからなくて困ることもあるので、タイマーを使いましょう。

タイマーは勉強道具としてめちゃくちゃいいアイテムです。
学生全員に買って欲しいほど。

ちなみに勉強に役立つアイテムはこちらから見れます。→「簡単に勉強に集中できる3つのグッズを紹介!【500円以下で買えます】」

やる気と集中力を高められるので、100均のタイマーでいいので用意しましょう。

時計を外して、タイマーで管理する

これで家での勉強がはかどります。

まとめ:家で勉強できる人から成績は伸びる!

では今回話したこともまとめますね。

  • 家で勉強できるようになりたいなら、1つでも挑戦してみよう。
  • 家で勉強できない3つの原因は、「勉強する環境」「姿勢」「時間管理」
  • 自分の部屋で勉強するのは難しいから、塾の自習室や図書館を利用しよう。
  • 自分の部屋でするなら、携帯やゲーム機は遠ざける。
  • 勉強中は椅子にもたれないことで集中力アップ。
  • タイマーで時間を管理して少しずつはじめよう。
  • 悩み事があれば、紙に書き出せ。
  • まず1日5分の勉強から始める。
  • 時計は見えない位置におくと、集中力が切れにくい。

どれか一つでも実践してください。

家で勉強できるかどうかは、かなり重要です。

家で勉強できない人から、成績は落ちる。
これは塾の生徒のデータからわかったことです。

結局は家で勉強出来た人から、成績が伸びます。
とはいえ、家で勉強しても勉強がわからないと言う人もいるでしょう。

そういう人は、予習や復習をすべきです。
予習復習の記事も載せておきますね。

予習のやり方がわかる記事

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復習のやり方がわかる記事

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