【勉強嫌いな中学生を持つ親向け】勉強嫌いを克服する子供への接し方

  • 勉強嫌いの子供にどう接したらいいのかわからない
  • 中学生の勉強嫌いを克服したい
  • 勉強嫌いの子供は放っておくしかないの?
  • 勉強嫌いになる理由は?

中学生の頃から勉強嫌いになってしまう子供は多いです。

「勉強嫌いになるのは親のせいなの?」

こんなことを聞かれることは多いですが、正直に言うと

親の接し方や言動で勉強嫌いになるかどうかは大きく左右されます。

「親のせいで勉強嫌いになる」とまでは言いませんが、それくらい考えて接した方がいいのは事実です。

今回は、

  • 勉強嫌いになってしまう理由や原因
  • 親が子供にかけるべき言葉
  • 親が子供にするべき接し方

をお話しするので、ぜひ今日からの子供の教育に生かしてみてください。

↓こちらも参考にしてください。

自ら子供が勉強するようになる!親が大事にすべき言葉と姿勢

2018.07.04

中学生になって勉強嫌いになるのが多い理由

小学校の頃はそうでもなかったのに、中学生になってから勉強が嫌いになった。

そんな子供は少なくないです。

その原因は2つあります。

  • テストで点数が取れなくなってくる
  • 成績という形で数字に表れる

で、大事なのは難しくなるとか順位が出ることではなくて

その結果に対して親が反応し、子供に対して口うるさくなってしまうからです。

小学校の頃は80〜100点が多かったのにと焦り

中学校からは高校受験もあるからちゃんと成績を取らなくちゃいけない

そう親御さんが不安がってしまうのです。

もちろん自分の子供が苦しく姿は見たくないですし、

愛する息子や娘のことですから子供以上に過剰に成績に反応してしまいます。

でもこれによって子供が勉強を嫌いになったりすることを忘れてはいけません。

小学校の頃は褒められることが多かった。

なのに中学校になってからは怒られたりすることが多くなり

褒められることなんてなくなった

そうして勉強嫌いになってしまうのです。

次から

勉強嫌いにならない

もしくは

勉強嫌いを克服する

方法を教えますので、実践してくださいね。

いきなり変わるわけではないですが、試してみましょう。

 

子供にかける言葉を変える

子供は親の真似をするので、親の言葉がそのまま本人の口癖になります。

中学生になっても、子供は親に言われることがかなり頭に残っています。

まずは、かける言葉から変えていきましょう。

 

テストの結果を見て良い悪いを言わない

これは僕自身も注意していることですが、

テストの結果をみて「よかったね」「悪かったね」という言葉を口にしてはいけないのです。

結果だけを見て良い悪いを判断してしまうのは危険なことなのです。

例えば、

テスト勉強を本人なりに一生懸命頑張っていたAくんがいたとしましょう。

彼は部活で忙しいですが、本人は「テスト勉強をやりきった!」と思ってるとしましょう。

結果は、平均点より10点低い点数でした。

そんなときに親が来て「点数良くなかったんだね。」というと、

Aくんにしてみれば、

  • 一生懸命テスト勉強をやりきったこと
  • テストの点数が平均よりも10点低いこと

この両方がダメ、悪いということになるのです。

一生懸命テスト勉強しても点数が悪ければ=ダメ

こう思う子は、次のテストで頑張るでしょうか?

答えは「いいえ」です。

どうせ勉強したって仕方ないと思います。

勉強嫌いになる方向に進んでしまいます。

「じゃあ何を言えばいいの?」 答え→事実だけを言う

かというと、

南波学
テストは平均点より10点低かったんだね
南波学
何点取るのが目標だったの?どれくらい勉強したの?

こう聞いてあげるんです。

良いも悪いも言ってないことがわかりますよね?

ただ事実だけを繰り返しているだけです。

これでいいんです。

学生ハリボー

70点くらい取るのが目標だった。だから毎日2時間勉強した

こう言われたら

南波学
そっか目標より〇〇点低かったんだね。でもよく毎日2時間も勉強できたね。

って事実だけを認めるのです。

もし

学生ハリボー
70点くらい取りたかった。でも前日まで勉強ほとんどしてなかった

って言われたら

南波学
目標点に届かなかったんだね。

そっか前日まで勉強できなかったんだね。今度はもう少し早くできると結果が変わるかもしれないね。

と言えばいいのです。

あくまでも、良いか悪いかは親が勝手に判断せず本人にゆだねるのです。

これをやるだけで子供は本当に勉強に対する態度が変わります。

これだけでも覚えて欲しいくらいです。

 

子供には「あなたが」ではなく「私が」で思いを伝える

子供に勉強して欲しいことを伝える時

ついつい

  • 「あなたが将来苦労するのよ」
  • 「あなたのためを思って言ってるのよ」
  • 「あなたには苦しんで欲しくないの」

と主語をあなたにして伝えてしまいます。

これをyouメッセージと言います。

youメッセージで伝えても、実は子供には響きません。

子供からすれば、「そんなのしらねぇよ」って思うし

「俺の人生だからお母さん(お父さん)には関係ない。」

「自分が嫌なだけじゃないの?」と思います。

実際、成績が悪いのが嫌なのは親であって子供はどう思ってるかはわかりませんよね。

そりゃ成績は良い方がいいですけどね。

なので、メッセージの主語を「私」にして伝えることです。

youメッセージだとどうしても押し付けがましく聞こえるのです。

なので

私は勉強した方が将来のためになると思っている。」

私は勉強で苦労したから、同じ想いをしてほしくないと思ってる」

こう変えると、だいぶ印象が変わりますよね?

「勉強しないとあなたが苦労するのよ」だと勝手な決めつけに聞こえてしまうんですね。

でも「私はこう思う」という風に変えることで、親の一つの意見として相手にも伝わりやすくなります。

 

子供に接する態度を変える

また子供に対して、態度も変えることが重要です。

言葉にしなくても親の様子一つで子供は敏感に感じ取ります。

子供に対する態度を変えていきましょう。

 

成績の上がり下がりで一喜一憂しない

これは僕も実体験としてありますが、親が自分以上にショックを受けたりすることがすごく嫌でした。

生徒の話を聞いていても、第一声目に「親に怒られる」というんです。

でもこれっておかしなことなのです。

「親に怒られるから勉強する」

「親に怒られないように勉強を頑張る」

こんなのは勉強するモチベーションにならないのです。

自分の成績で親がため息をついたり、落胆したりする姿は本当に辛いんです。

子供はやはり親に褒められたい生き物ですから、

その親が成績で一喜一憂していたら、子供も成績がすべてと思うのです。

これは勉強嫌いへの道になるのです。

勉強していれば、どうしても成績が下がってしまう時期があります。

(たとえ勉強をしていても、です。)

成績がすべてなら頑張って成績が上がらないと、勉強が嫌いになるのは当然です。

なのでココは本当に気をつけてください。

成績で一喜一憂しないことを意識してください。

 

成績ではなく過程を見る

成績を見た瞬間に判断せず、これに至るまでに何をしたか

その過程に注目する癖をつけてください。

親は結果を見てしまいますが、過程もかなり大事です。

この点数を取るために何をしたのか?どれくらい勉強したのか?

そこまで見てあげてください。

先ほど成績で一喜一憂しないと言いましたが、

これは子供の勉強のことに無関心になるということではありません。

ちゃんと見ているけど、成績がすべてだと思ってない。

そんな態度が大事なのです。

そして過程を見て、

南波学

これだけやったんだね。じゃあ次は〇〇点取るためには何をしたらいいだろう?

と聞いてあげてください。

過程を見られてなく成績だけで判断されると、子供はひどく傷つきます。

学生ハリボー
「俺のこと全然わかってない」

こうなった瞬間に、子供は親の言葉に耳をかたむけなくなりますからね。

 

決して答えを親が出さないこと

  • 勉強のやり方が間違っている。
  • 勉強でわからないことがある。

そんなときついつい、「こうしたほうがいい」と勉強のやり方を教えたり、答えを安易に教えたりしないよう気をつけてください。

勉強で大事なのは、「自分で考えること」と「自分で答えを出す」という作業です。

親がいつもいつも答えを教えてしまえば、考えることをやめてしまいます。

そうなれば、親がいないとき、親が教えられなくなった時自分で考える力を持ってないので、すぐ諦めてしまいます。

そうなったら勉強なんてわからないことだらけになります。

そうなれば勉強嫌いになるのも時間の問題です。

ヒントを出して答えに導く。

とかならいいので、

  • 「私はこういう勉強法をやってたよ」とか
  • 「どうすればもっと点数を取れたか一緒に考えようか」
  • 「この問題は、何を使って解けばいいと思う?」

と聞いてあげてください。

 

現役塾講師として親が子供にしてほしいこと

塾で教えてて感じるのが、子供は親の影響を強く受けているということです。

母親の言うことが絶対!って教育を受けてる家庭の子は教えてても

「でもお母さんが」といってあまり聞いてくれないことがあります。

また点数が上がったことを褒めても、「でもダメなんだ、お母さんに怒られたし」とシュンとしてることがあります。

塾に行かせてるなら、あまり子供の勉強に口出しをしないことをおすすめします。

もちろん心配な気持ちもあるでしょうし、その気持ちもわかりますが、、

それでも親が結構干渉してくると、指導がかなり難しくなります。

南波学
成績を上げるためにも、勉強嫌いを克服するためにもして欲しいことはただ一つです。

それは、

「何があっても成績がどうでも私たちは

あなたの味方だから大丈夫」

と子供に言う+そういう態度で接することです。

これだけでいいです。

成績が悪いからダメとか成績が良いからOKとなると

子供は成績も見せなくなるし、成績が悪い時にネガティブになりまくって勉強が嫌いになりやすくなるのです。

「成績が悪くても良くてもあなたの味方」

これをちゃんと子供に示してください。

僕が今まで接してみて、これが理想の親の接し方だと思います。

親がなんだかんだ見守ってて、押し付けがましくない場合

子供は素直に勉強するし、言われたこともやってきます。

勉強に対しても変に嫌なイメージがない

できたことを喜び、できないことを悔しがる子供になります。

難しいのはめちゃくちゃわかりますが、これから意識してやって欲しいと思います。

 

まとめ

親の発言や行動は子供に強く影響し、勉強嫌いになるかどうかは親次第です。

まず意識すべきは、子供にかける言葉を変えることです。

  • 成績を見て良いや悪いという言葉を使わないこと。
  • 事実だけを認める言葉を使う
  • 「あなたが」ではなく「私が」という言葉に変える

そして、子供に接する態度も変えることが大切です。

  • 成績の上がり下がりで一喜一憂しない
  • 勉強の結果だけでなく過程も見る
  • 答えを親が出さない

ここを意識してください。

最後に、

「成績がどうであろうと私はあなたの味方だから大丈夫」

という言葉と態度で子供に接してください。

そうすれば間違っても勉強嫌いにはなりませんし、わからないことをわかるように努力する人間になります。

ぜひ今日話したことを活かせることを祈ってます。